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病院の人間模様

先週末のアートセンター。
 
 
 
 
 
 
私のお店は道路に面しているので、
通過するトラムと一緒に。
 
ここアートセンターは旧カンタベリーユニバーシティーで、
歴史的な石造りの建物は一見の価値あり。
ってな訳で、街の中央部を周回しているトラムも停車いたしやす。
 
 
NZは一日の中に四季があると言われているとおり
この日も朝は快晴で服を一枚づつ脱いでいくくらいだったのですが、
昼から曇りだして午後には脱いだ服を一枚づつ着なおす寒さになりました。
 
そんなマーケット、
しばらくお休みしようと思っとります。
 
熟女、そろそろ寒さが応えてきましたw
冬は委託販売をお願いしているお店の方々に頑張ってもらうことにして、
ちょっと楽しようと思ってマス。えへ
 
 
 
 
 
 
 
そしてけが人イチロー。
ゆっくりながらも回復していますよ~。
しかし入院してから一か月経っちゃったもんねー、
猫らに忘れられてないかが気がかりだそうです(笑)
 
 
彼がお世話になっている病院は、職種によってユニフォームの色が違う。
 
ドクター、ソーシャルワーカーは私服。
ナースは水色とえんじ色。
フィジオセラピストは紺色。
オキュペーショナルセラピストは白。
等々。
 
 
そして私は気付いてしまった。
えんじ色の人達はほぼ全員いつも機嫌が悪いという事を(笑)
 
 
メインホスピタルで手術をし、
リハビリの為にこの病院に転院した初日。
私が今日の担当看護師ですと自己紹介してくれたのは水色ユニフォームの人でした。
ナースは水色なのね、と心の中で思ったワタシ。
 
翌日、
イチローがトイレに行きたいというのでナースコールを呼んだのダス。
しばらくして現れたのがえんじ色の人。
 
「イチローがトイレに行きたいそうでーす」
と伝えると、あからさまに嫌な顔をした。
思わずイチローと顔を見合わせちゃった。
 
その人、イチローの介助してる間もむちゃくちゃ不機嫌だったので、
頼むべき職種の人じゃない人に介助を頼んでしまったのかなと不安になった。
水色じゃないし、えんじ色って誰?
そんで、
 
「あなたはナースですか?」
 
って聞いたんですよ。
 
思えばあまりに直球な質問ダスな(;^_^A
でもこの時はこの人のあからさまな不機嫌さに驚いてしまったのだ。
ホントにナースかよっ?!みたいな心境。
 
そしてえんじ色の人、
ど直球なこの質問を侮辱と受け止めてしまった様でございます。あわわ
 
 
「そうよ、私はナースよっ!朝から彼の世話をしてるのは私ヨっ!
なんでナースじゃないと思ったのヨッ!!!」
 
って凄まれた(゚Д゚;)
 
 
あー、聞き方間違えてしまったと思いつつ、
 
「ごめんなさいね、あのっあのっ、
どうぞあまりパーソナルに受け止めないで下さいね」
 
と謝るも、強く「なんでナースじゃないと思ったのヨッ!」と
詰め寄られたので仕方なく
 
「介助のお願いをした時に嫌な顔をされたと思ったから…」
正直に伝えました(;^_^A
 
そしたらね、
本人自覚があったようで急に態度が柔らかくなった(笑)
 
必要以上にフレンドリーに振舞われ、
帰り際にはハグまでされちったぜ。
 
やっぱり不機嫌だったのか。
 
 
そして別の日、
その日はお見舞いに来てくれた友人も病室に一緒にいました。
 
イチローが介助されつつトイレに行った後、
ベッドメーキングにえんじ色の人(前回とは違う人)がやって来た。
 
彼女はドスンドスンと怒った形相でやって来て、
シーツや枕を叩きつけるようにして作業をしているではないですか(゚Д゚;)
 
これまた友人と顔を見合わせてしまった程に
誰にでも分かるくらいの不機嫌さ。
 
友人も「彼女はナースじゃないんじゃないの」
と、ワタシと同じ事を考えたそう。
 
 
その後もえんじ色が来るともれなく不機嫌。
 
 
水色ナースは皆笑顔でとても感じ良く
えんじ色は皆不機嫌(笑)
 
 
初めはイチローが嫌われる様な事したのかなと思ったりもしたんですが、
そしたら水色にも不機嫌な人がいてもおかしくないのになと。
 
 
色の違いはなんですかーーーーー???
 
 
しかし堂々とは質問は出来ないので(また怒らせたくないばい)
密かに観察してみたところ、
どうやらえんじ色のナースはアシスタント的な業務をしているみたいなポジションらしい。
 
水色ナースは薬をくれたり血圧を測ったりと
医療行為をするのに対して、
えんじ色ナースは介護士的な仕事をしているみたいダス。
 
不機嫌の原因は単純に介護士的仕事が苦痛だからなのか、
水色から雑用を次から次へと頼まれるせいなのか??
とか妄想してしまうわw。
 
 
んで、ある日
私イチローに言ったんですよ、
 
「えんじ色って皆不機嫌じゃね?」
 
水色ナースにちくっちゃおうかなとイチローは言っていて、
果たして本当にチクったのかどうなのか、
それ以降なんだか不機嫌度合いが和らいだ…ような気がしますww
でも相変わらず「サンキュー」って言っても
フンって感じで去って行く(=_=)
私はモンスター家族と思われてたりして。

 
医療従事者には出来れば笑顔でいて欲しいですな。
イチローが鈍感な男で良かった。
私が入院患者だったら病気が悪化しそう~。 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
甘々ボーイのちび太。
こんな風にお膝ボーイになられると席を立てない~。
 
 
 
 
 
 
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プロフィール

なると

Author:なると
NZのクライストチャーチで
イチローことキウイの夫と猫4匹と暮らす、吹きガラス作家。
アントニオ猪木氏が心の師匠~。

(写真や文章の無断転記は絶対にご遠慮ください。又、商業目的や不適切と私が判断したコメントは削除いたしますのでご了承下さい)

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