今回の熊本・大分の地震、被災している方々に思いをはせると同時に
自分が被災した時の事が再び頭に蘇ります。
幸い家族(イチローと猫達)も友達も無事でしたが、
家は半壊、
雨水を沸かして飲んでみたり
庭に穴掘ってトイレにしたりと
非日常的な暮らしをしていたなー、と。
我が家は最初の2010年9月の地震で
レンガの煙突が崩れ落ち
キッチンの天窓を突き破って落下。
壊れた天井をつっかえ棒で支えながら
修理を待っていた翌年の2011年に
あの大勢の犠牲者を出した2度目の大地震に見舞われたのでした。
あの日はイチローと一緒にキッチンでランチを作っていたのだす。
あの恐ろしく激しい揺れはモチロン忘れないけど、
もっと覚えている事はつっかえ棒の事。
この棒が外れたら天井が崩れ落ちてくる、って必死に抑えていた事が忘れられないっスよ。
これがその棒9月の地震の後、防災に備えるべきだったのに
何もしていなかった呑気な私達。
備えの水は無いし、携帯の充電は雀の涙だし、携帯式のラジオも無いから車でラジオを聞いてたなぁ。
5年経った今の私達、どんな備えをしてあるか再考してみる。(`・ω・´)キリッ
...
....
進歩があまり見られない ○| ̄|_
災害に備えて心がけてた事は
* 車のガソリンをいつも半分以上入れとく
* 電話線だけでかけられる電話買った
* キャットフードは多めに買っておく
これだけ (-.-;)
水はね、
近所に湧き水が湧いているビューティーサロンがあって、
そこで分けてもらえるんだす(被災した際大変お世話になりました)。
ありがたい湧き水。ここから自由に汲んでオッケーなのです。それで安心しちゃってましたが、
その水を入れるべき入れ物がありませんがな~。
2ℓのジュースのボトルをいくつか取っておかなくちゃ。
食べ物は、お米や麺類、缶詰、インスタントラーメン等が常備されてるので大丈夫。
調理はポータブルのガスコンロで。
被災してた時も食事は困らなかったなー。
流石食いしん坊、買い置きは充実してマス。 ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
ガスボトルの在庫もあるから、これはクリアですね(`・ω・´)キリッ
建て直し前の我が家は築100年位の古民家。
あの家が半壊で済んだのは、屋根だけ新しくしていたからなのです。
屋根が家をワンピースに保ってくれていたんだと
大工さんが語っていたぞ(平屋なんでね、二階建てだったらダメだったでしょう)。
あの家で大丈夫だったとこみると、
今の家も全壊する事はないだろうなと思うんだけど、
一応食料は工房にも置いておいた方がいいのでしょうね。
あと暖炉があるので、冬に被災しても暖は取れるので
これも安心だす。
最後に考える一番大切な事。
どうやって避難するか。
9月の時は揺れてる間、布団に潜ってた(これは今考えると危ないよ~)。
2月の時はキッチンでつっかえ棒を支えてた。
2月の時は揺れが激しすぎて立っているのがやっとって感じだったデス。
今は、イチローの体の不自由度が上がってるので
真面目にどうするか考えなくちゃ。
夜寝てるときに地震が起きたら困るわ~。
ビール腹が大きくなってはいるものの、まだ私がおんぶ出来る重さだから
おぶって外に出て車に乗せちゃえばいいか。
昼間だったら車椅子ごと外に避難。
お隣さんにはハーレー乗りの強面のおじさんがいるから
万が一イチローの移動に困ったらお隣さんに助けてもらおう。
そして猫達。
前回の地震の時と同じで、自分の身は自分で守ってもらうつもりです。
薄情な様に聞こえるかもしれないけど、そうではないのです。
NZの常識で外出自由飼いをしてるので、彼らは安全な場所を知っている。
NZには原発無いし、我が家は海から離れているから津波の心配も無いと思うし。
私があたふたするよりよっぽど安全だと思うのだ。
実際あの大地震の時、彼らは身を守ってくれていました。
もちろん心配で死にそうになるけど
これが彼らにとって最善だと思ってます。
被災してうちに迷い込んだ日のちび太。どこから来たか分からないけれど、自分の身を自分で守ったたくましい男☆ただマイクロチップは必須かな。
やんちゃな男子チームにはすでに装着済だけど、女子チームはまだなので
女子にも入れるぞい。
では確認~。
* 水を入れる容器を取っておく
* 缶詰を工房に置いとく
* ニギとBJにマイクロチップ入れる
* ベッドサイドに貴重品の入ったバッグを置いとく
こんなもん?
あとはイチローをおんぶして避難訓練でもしときますかな。
ちなみに被災した時に雨水を飲んだのは
水が無かったからではなくて私たちのユーモアどす(笑)
野外キャンプをしてると思えば半壊した家でもテントより立派だよねー。
それならせっかくだからサバイバル訓練で雨水飲んでみようよっ
って事になったの。
雨水沸かして飲んでみたんですが・・・
まずかったです。あは
でも私達流のくだらないユーモアのお陰で
心配で不安で怖い気持ちが心にたまらずに済みました。
震災は起こって欲しくはないけれど、
こればっかりはどうなるか誰にもわからない。
気持ちだけはいつも強くいられるように
心の準備をしておくのも大切ですね。
とはいえ全ては家が全壊してない、そして命があるということが前提での話し。
究極のワーストシナリオは、やはり怖すぎて出来ませんでした。
熊本と大分、そして地震に影響された全ての方々に心穏やかな日々が早く戻ります様に。
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