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点検

地震の後、私のビーズ・メーキングの作業部屋はカオスとなってました。

トーチやガスボトルは転がり、ガラスの棒達も床に落ちてバラバラで
片付ける気が起こるまでは、この部屋は開かずの部屋になってたずら。

しかしいつまでもほっとくわけにもいかず、ちび太が現れたその日
ついに片づけ始めたのでした。

そしてまたしばらくはちび太の部屋になり
ビーズ作りはしてなかったんだけど
実はキルン(序冷機)やトーチが壊れてるのを発見するのは嫌だなぁという
現実逃避も混ざってました。

しかし、これまたほっとくわけにもいかないので
機材の点検をかねて久々にビーズを作ってみましたよ。


恐る恐るキルンをオンにすると…


work


カチッカチッとタイマーのなる音。
これはグッド・サイン。
壊れてなーい。いえーーーーい♪


work


トーチも大丈夫。
酸素とガスの割合の調整をし直すだけで、今までどおり働いてくれてます。


work


本来ならば、ガラスを吹いていない時期にビーズを作っているハズなんだけど
年末以来全然作ってないや。
サボりすぎじゃ。

機材の点検だけじゃなく、私の頭の点検もして気持ちを入れ替えないとダメだすな。
しっかりしろ~、私。



ちび太は日に日に良い子になっていってますよん。
遊びはソウズラに教育してもらってるおかげで、少しずつ手加減を覚えてきてるって感じ。
こういう事は猫同士じゃないと学習できないもんね。


cats


相変わらず女子達にはウザがられてるが
それが猫男子の宿命なのか?
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地震とビジネス

NZの地震から約一ヶ月が過ぎました。

地震が起こった当初は、命が助かったことに感謝し
思いやりの心を大切にしていたクライストチャーチ人ですが、
ここににきて、ストレスがMAXになっているようだす。

ライフラインは殆どの家庭で復旧したものの(それでも95%)
水道水は未だ沸騰させてからでないと使えないし
道路はいたるところが封鎖され、いろんな道で渋滞をおこしているし
通れる道でさえデコボコで、運転にはいつも以上に神経を使う。
私のような慎重すぎる初心者ドライバーにイライラする熟練ドライバーも多いようです。
保険の視察&見積もりが来ないと壊れた家も直せません。

一ヶ月は過ぎても普段どおりの生活とはまだまだ程遠い。


震災後の緊張感が抜け、
いたるところにストレスの元が転がっているのに気づいちゃうのが
今の時期なのでしょうね。

私もちょっとの事ですぐカリカリするようになって来ましたよ。
ダメだすなー。


先日、ビジネス・オーナー達が中心街の立ち入り禁止エリアを突破しようとして
警察と一悶着ありました。
というのも、一ヶ月たった今でもまだ仕事場に入ることを許されていない人達がいるからなんだべ。
安全第一という理由なのですが、
仕事場に残された大切な資料や仕事道具等を取り返さない限り、
彼らは先に進めないのでしょう。
ビジネスを立て直す責任と共に、従業員の収入を守る責任もあるのだから
彼らのストレスは相当のもの。
現場から詳しい説明がなされていないのも、
彼らのフラストレーションを増幅させる原因になっているようです。


私たちの現状は、というと
Sole Trader(日本でいうフリーランスみたいなもんか?)な為、
従業員に対する責任でストレスを溜め込む心配がない分楽です。
工房のダメージも、ガス会社が負担して直してくださるそう。
5月にはガラスを吹きたいと思っているので
それまでに余震が収まってくれればいいんだけんどな。


メモリアル・デーを経て、前進するはずが
その進む速度の遅さにイライラがつのる私たち。
今が正念場ですな。


日本のビジネスも大変に違いない。
原発の風評のせいで
福島の多くの農家が苦境にたっていると聞きます。
政府が出来る限り援助してくれるといいのですが…


消費者の皆さんには、被災地産の物をできるだけ購入してもらえたらなーと思う。
そして状況が落ち着いてきたらば、ぜひぜひ観光に訪れて
土地の復興のお手伝いをしていただけたら大きな助けになることでしょう。
復興といってもボランティアではなく、ただその土地とふれあい・お土産を買い・おいしい物を食べる
普通の観光です。あなたの消費するお金が地域のビジネスを助けるのだすよ。
楽しく観光&買い物して、復興の手伝いが出来るなんて一石二鳥だべ。

私は出来るだけランチ・マラソンをし、テイク・アウトもしちゃうもんね。
シティーにあったカフェやレストランが移転営業始めたら食べに行くぞ~。
そして日本の物流が回復したら、東北の旨いもんを実家に送っちゃる。


復興に際して私に出来ることが見えてきた。
大きな事は出来ないけど
庶民的なやり方で、私はこの街クライストチャーチや、東北を日本をサポートしたいがな。




気ぃ使う~

我が家の猫の勢力チャート


ボス

にぎやか(ニギ)

cats

続いて

BJ

cats

この二匹の女子達はとっても仲良しで
たまに一緒に毛づくろいなんかしちゃう時もある。
(我が家では誰も猫団子を作らないんだよねー、なんでだろ。親子なのに)

そして

ソウズラ

cats


今まで唯一の男子だったソウズラ。
それゆえか、女子達にウザがられ一緒に遊んでもらえない。
確かに空気の読めないところがあるのよのう。

さて、

じたばた(バタ)

cats


一匹狼(猫だけど)

ニギ4歳、BJ&ソウズラ3歳なのに対し
バタは12歳なので、超マイペースに暮らしている。
その為、彼女がどのポジションにいるのかは謎である。


cats


この写真を見る限りではソウズラより上ランクなのかな。
ソウズラはよくバタにちょっかい出して怒られたりもしています。


落ち着いたかの様にみえた上下関係ですが、ちび太の参入で一挙に戦国時代へ突入でごんす!(大袈裟)

と、言ってもソウズラとちび太のポジショニング争いですな。

ニギとBJはシャーシャー言ってちび太をびびらせているので
ちび太もあまり無理はしない。
ましてやジタバタからは女王様オーラがびしばし出ているので
こちらにも遊びを挑んだりはしないんだすが…

やたらソウズラを追い掛け回しています(笑)。

今の所ソウズラはまだ威厳を保ってるようだけど、ちび太は成長したらでかくなりそうな予感がするからなぁ。
どうなることやら。



ちび太は無邪気なベイビーちゃんモード全開でかなりかわいいっすよ。

いっぱいかまってあげた方が良い子に育ちそうな気がするので
私は出来るだけ遊んであげているんだけど、
そうすると遠くで冷ややかに見つめている4ニャンズの視線が痛い。

前回言った通り、グレられたら嫌なので
彼らとも遊び、「かわい~」と褒め言葉を浴びせ
皆に同じく愛情を注ごうと奮闘中の私。


気の使いすぎでクタクタです(笑)。


でもやっぱり4ニャンズもかわいい子猫の登場に焦っているのか
前にも増してイチャイチャしてくるので、ちょっと得した気分ではありますよ。うひひ


cats

子猫のパワーはすごいな。

ちび太の未来

cats

その後やはり誰からも問い合わせが来ない。

ちび太は捨てられてしまったのかもしれない事を想定して
彼の未来を考えてあげなくては。

私はオーナーさんが現れるかもしれないんだから、
なるべく情が移らないように、ちょいと感情にブレーキをかけてちび太と接しています。
オーナーがもしも現れなかったら、里子に出すつもりでいたし。

しかしねぇ

イチローの情はどっぷりちび太に移っていた

もともとは私が猫バカで、イチローは私を喜ばせようという理由から
猫好きになったはずなんだがなぁ。


cats
仲良し男子チーム


私も一時は、近所で有名な猫ババアになるのが夢だったんだけど
全ての猫に愛情を注ぎ、健康管理もしてってなると
やっぱり数に限りがあることに気づいてしまったのよね(大人になった!)。

地震のせいで私たちのビジネスもふんばりどころだし、
もう一匹増えるのは、私たちにとってあまりいいタイミングではないかもよ。

でも里子の話を出したら、イチローが「嫌だ」と言いました(笑)。

私とて、家族に迎える猫の数に限りはあると気づいたものの、
その数の上限がわからない為、もう一匹増えるくらいなら大丈夫かなと思い始めたずら。

ただし、イチローが責任をもってちび太を教育するようにと約束を取り付ける。


我が家の子にすると決まったらば、私の感情のブレーキは解除され
ちび太の歌を作って歌う始末です。


私が掲載したFound Catの広告はあともう1週間掲載される。
その期限が切れたら正式に我が家の子となりますだ。
もしもオーナーが現れたとしても、しっかり面倒をみれる人なのかどうか確かめないと引渡ししないぞ。
理由によりけりだけれども、愛猫がいなくなって1週間以上もほったらかしっていうのは
あまり良いサインではないですからのう。


4ニャンズも少しずつちび太を受け入れ始めています。


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一緒のソファーで寝ていいのか目でうったえるちび太


cats
無言でちび太を受け入れるソウズラ


cats
幸せな寝顔~


えらいぞソウズラ


cats
良い子、良い子♪

一件の電話

クライストチャーチからは、たくさんの人々が去って行きました。
一時的な人、永久的な人。残念ながらしかたがないよね。

ちび太のオーナーさんはどんな人で、今どんな境遇にいるんだろうな。

私が広告を載せたウェブ・サイトは、SPCA推奨のサイト。
必死に捜索をするオーナーならば絶対に見ているはずです。
私は、LOST CAT の広告で誰かちび太を探していないかもチェックしてるんですが
情報はなし。
なんだか日に日にちび太は捨てられちゃったのかな、と思わずにはいられないでごんす。

そんなある日の夜、電話が鳴りイチローが出た。

なにやら猫の話しをしているようだったので、
「ひょっとしたらオーナーか?!」
と、話し終わるのをドキドキしながら待ちました。

そしたらね、その電話はうちのご近所さんからでした。

なんでも彼女は大の猫好きで、ちび太と似たような猫ちんを飼っていた事があるそうな。
そして私たちが配ったフライヤーを近所のスーパーに貼ってきたわよとご報告。
どういう捜索の仕方をしてるのとか質問された後、イチローがうちの場所を教えると
彼女は通りがけに見かけたニギをなでなでした事があるんだって。


cats
さすが営業部長


会話の最後に彼女は言った

「子猫がいい人に面倒見てもらえてて良かった」

真の猫好きか、
はたまたこの人ひょっとしたらオーナーなんじゃないの?と疑ってしまうような一言だったわい。


電話がかかってきたのはこの一件だけ。
あれから1週間がたつよ。
やっぱりちび太は捨てられてしまったのか???

Memorial Day

今日はクライストチャーチだけ地震の「Memorial Day」として国民の休日に。

そしてハグレー・パークという大きな公園でセレモニーが行われました。
な、な、なんと
プリンス・ウィリアムが参加!


prince william
左からプリンス・ウィリアム、ジョン・キー首相、間はさんでボブ・パーカー市長


私は渋滞を恐れ、うちのテレビで見ておりましたが
皆と握手しながら励ましの言葉をかけているプリンスは
まるでプリンセス・ダイアナのようでしたよ~。
彼からは王子様のオーラーがビシバシと噴射されていました。すてき~

とても厳粛で素敵なセレモニーでした。
首相や他の方々からも、日本を気遣うスピーチなんかもあり
そしてレスキュー隊やポリスマン、ボランティアの方々にも感謝の意を表していて
見ていて心がじーんとしました。

KIA KAHA キア・カハ

これはマオリ語で、英語訳は「Stand Strong」
日本語では“強くいよう”って意味だから、要するにがんばろうって事なのかな。

この言葉が合言葉になり、クライストチャーチはこれから復興に向けて前進するんだ。



わたし昨日、ささいな事で涙が出てとまらなくなっていたんだす。
たぶん悲しいニュースが多すぎて、感情がおかしくなってしまったんだろね。
特に日本の地震は、クライストチャーチの地震以上に超大きなショックだったから。

ヤバイヤバイと思って楽しいブログや動画を求めてネットを見まくってたんですが、
(You Tube で見たTroy Miller君のダンスにはかなり元気をもらった。検索してみてください)
誰かのメッセージで、避難所にいる女性のコメントを読むことが出来ました。
その女性曰く

「私たちは他人の幸せを妬むほど落ちぶれてはいません。どうぞ楽しい時には笑い、うれしい時には喜んで下さい。私たちもすぐに追いつきますから」

暗い気持ちで被災者の方々を想うより、元気いっぱいで励ましてあげたい。
このコメントを読んでそう思いました。

まだやっぱりニュースを見ては涙が出てしまうけど、
私は元気が出たぞ!

KIA KAHA!

4にゃんとちび太

ちび太の食欲の異常さは強烈で、他の猫達のフードを奪って困っちゃった。
ビスケットの箱を持っただけで必死に泣きながらクルクル回ったり
とにかく尋常じゃない食い意地っぷり。
しょうがないので食事の間は別室で過ごしてもらうことにしました。

年長組のジタバタとニギは比較的リラックスしてるんだけど
年少さんのBJとソウズラがめっちゃナーバスになってる。


cats
リラックス・ジタバタ


初日の夜、ソウズラは晩ご飯も食べずに外で一夜を過ごし
BJは私たちとベッドで一緒に寝てたものの
ちび太が来るとやはりフラリとどこかに出かけてしまうのだす。

猫はグループ行動をしない動物なので、新しい子が馴染むまでは時間がかかるそうですが
うちの子達がグレてしまうのはかわいそうだ~。
その昔ジタバタが今は亡き猫2匹と暮らしていた時、彼女はグレて庭に住み
半野良のような生活をしばらく送っていたんだす。
今はあの失踪事件以来性格が丸くなったんだけどね。

だから年少さん達がとっても心配。
彼らを守るのも私のお仕事だもんね。

ともかくちび太のフード・クレイジーさをなんとかしないと皆と仲良くなれないぞと思い
とりあえず獣医さんに相談してみました。

犬と違って猫の躾は大変そうだ。
獣医の看護士さんはもう少し様子をみてみたらというのが精一杯のようでしたが
実は猫の気性を和らげるグッズがあるそうなんですたい。

なんでも食事中にそのスプレーを噴射することによって
猫は落ち着きを取り戻すそうな。
ほほーーーーぉ。
色んなものがあるもんだ。
最悪の場合はそのスプレーを購入することにして、もう少し様子を見てみることに。

しかしねー、イチローが獣医ナースよりも的確な診断を下したんだべや。


「回虫がいるんぢゃね?」


おおおっ!なぜそれに気がつかなかったのか。

薬をあげた3日後くらいから、ちび太の様子が変わりました。
普通の食いしん坊になった~、いえーーーーい!


ちび太が落ち着きを取り戻してから、年少さん達もリラックスしてきた様子。
昨日は試しに皆で一緒にご飯を食べてもらってみた。
まだイマイチ4にゃん達がそわそわしてました。
でも進歩だす。

とりあえず一安心。

ちび太

さてと、オーナー探す為には何をすればいいのか。

SPCA(動物愛護協会みたいなとこ)は今、被災したペットでてんやわんや(うわっ化石語…)らしい。

この子は首輪も付けてるし、トイレも失敗無くすぐに使えたし
きちんとお世話されてた室内飼いの猫なんじゃないかと想像。
そういうオーナーさんは、絶対にSPCAに連絡入れてるんじゃないかと思うので
まずはここに電話してみよう。
SPCAに引き取られた後、もしもオーナーが現れず、里子に出すのも失敗したらば
その時は私たちが面倒みますって伝えようね、とイチローと決めました。

しかしSPCAの状況は、私たちの想像を遥かに超える悪さだったみたいなのだす。
迷い犬のオーナーは引き取りに来る確立が高いが、猫はかなり確立が低い。
なので今の現状では猫を預かることは出来ないらしい。

そして、「もしもあなたが面倒みれないようだったら餌をあげるのをやめて外に出して下さい。そのうちいなくなると思いますから」と、言われました。

がーーーーーん。

見捨てろと言われているのですね。

……

見捨てる事なんか出来るわけないじゃないですかい。

SPCAのつらい現状も理解できるので、私たちで出来るだけがんばってみるばい。
幸いこの子はフレンドリーな子猫。最悪オーナー見つからなくても里親はみつけられそうだ。

早速獣医さんへ連れていってみると
性別は男の子。
でも小さすぎて去勢してあるのか、タマタマがまだ降りてきてないのかわからないそうです。
って事は生後6ヶ月未満って事も考えられるのか。こんな小さいのに辛い思いしてかわいそうに(涙)。

早速ネットの Lost and Found Pet のサイトに広告を載せたずら。
そして写真のついたフライヤーを作り、ご近所さんに配ったよ。

あとは待つのみ。


さてさて、やっぱり名前がないとこの子の事呼びづらい。
そんで「ちび太」と名づけました。
まー、つきなみに小さいから「ちび太」なんだけど
イチローの良く使う語録で
「おならチビッタ」ってのがあるんです。おならした後にもれなく言われる。
“ちび太”と“チビッタ”……   かけてあります。
ダジャレ命名したのは私だけど(笑)。この子がおならマンにならない事を祈る。


cats
チビラないじょ

Lost Cat

「なると!なると!早くこっち来て」

イチローが庭で呼ぶ声が聞こえて出て行ってみると、
車の下から子猫が出て来たのが約一週間前。


cats
ちっこい!


まだ生後6ヶ月くらいかなーっていう小ささのかわいこちゃんです。

赤い首輪とベルをつけていたし、私たちの事も全然怖がらないフレンドリーさから
絶対ご近所さんの子が遊びに来たんだって2人して思ってました。
イチローも私も久々にふれあう子猫に超興奮。

そんな私たちの鼻息が聞こえたのか、我が家の猫ちん達もワラワラとやってきますた。


cats
お母ちゃん!この子は一体だれなのよう


猫達にしてみれば、自分達のテリトリーに知らない子が進入してきてるので
結構ナーバスになってます。そりゃそうだ。


cats
ガン見のソウズラに対し、熟女なジタバタは興味なし。

cats
皆さん、あまり見つめないでにょ

いつまでも遊んでいたい衝動にかられるものの
この日私は地震で荒れた部屋の掃除をやっとこさ始めていたため
「また遊びに来てちょめ~」
なんていい残し、片付けに戻る。

一段落ついて外を見るともう子猫の姿はありません。
あー、おうちに帰ったのかー。かわいかったのー。なぁんてイチローとほのぼの会話してた10分後
子猫ちゃん家の中で発見。

ぎょぎょっ!

その昔私たち、お隣さんの猫に気に入られて住みつかれてしまった経験があるので
あまり仲良くしちゃダメだべって心を鬼にして
おうち帰りなさいと、この子を外に出し戸を閉める。

でもどこにも行かないんだべし。
庭で日向ぼっこして昼寝して、猫達にちょっかい出されてもその場所を離れないんだす。

日が暮れる頃には私たちにも

「この子は被災したんだ」

って事がわかりました。

そうとなったらしっかり保護してご飯もあげなきゃ。
しかしこの子、食べ物の匂いを嗅いだら性格が豹変しだした。
腹減ってたのかなー。
うちの猫達のご飯までも食べようとする食い意地の張り様に
ソウズラとBJが食欲不振に。あうー。
しょがないのでとりあえず、片付け始めたその部屋をその子のお部屋にすることにしたずら。

翌日からオーナー探しを開始じゃ!

天災

もう本当に信じられないよ。
今度は日本が大変なことに…

あの津波の映像は何度見ても涙がちょちょ切れる。
うちの実家は幸いにも津波の被害はなかったものの、
地震の影響でライフ・ラインが絶たれていたそうです(今は復旧した。いえい!)。
地震のあの怖さをジジババな両親が体験したと思うと
それだけで「どぼじでだすぅ~by 大ちゃん・古っ」。

私もまだ被災中だってのに、日本の家族や友達まで被災してしまっただなんてー。あうー。
それでも皆無事なので一安心ですが、
行方不明者の方々の事を思うと心が痛いっす。

さすがの私も精神的に大分疲れてしまいましたので
昨日今日と動物&食べ物ブログを見まくって癒しを求めておりやす。

実は日本の地震の一日前に、我が家に迷い猫がやって来た。
そのお話しはまた後日。

とにかく日本の皆さんがんばれ

ランチ・マラソン

マラソンなんてタイトルだけど、二日続けただけ~。にゃはは

昨日は友達とリカトンにある飲茶へ行ってきました。
このエリアは街に近いところの道が通行止めになってるけど
ちょびっと離れると
お店も比較的オープンしてましたぞ。

yum yum と飲茶を食べていると(おやじダジャレに気付いてくれたかぴら)、
偶然お世話になってるギャラリーのオーナーも同じレストランで食事中。
一緒に再会を喜びました。

彼のお店は、地震対策本部のヘッド・クォーターになっているアート・ギャラリー内にあるので
建物自体は大丈夫だったようですが、展示してた作品はもう粉々(涙)。
最近やっと、店内に入る許可が出たとかで
コンピューターだけ持って帰って来たそうです。
一体いつになったらビジネス再開できることやら、
でも行き着く先はやっぱり、お互い無事で良かったねってとこですわい。
がんばりましょーね♪


そして今日は、延期になってた病院での最終検診に行ってきたずら。
まだ体の中のステッチが二つほど残っているそうですが(溶けるヤツじゃ)
無理しない限りでエクササイズでもなんでもやってよいよって言ってもらえましたー。

いえいっ

いつも行ってたクリニークはCBD(街のビジネスエリア)にあるため封鎖。
ビルもイエロー・ステッカー(気をつけろ印)がついてるそう。
なので、メリベルというエリアにある病院での検診でした。
地震当日オペを受けてた患者さんもいらっしゃったらしく(ひょえー!)大変だったけど
無事皆さん非難できたんだって。
ご苦労様でした。患者さんも大事がなくて良かった。

私の主治医さん、アート・コレクターなので
私たちの作品もいくつか診察室においててくださってたのですが
生き残ったのは一つだけ。
落ち着いたら保険の申請するので、お金入ったらリプレイスメントを作ってね、とお願い受けました。
また飾ってくれるのね、うれちい。


さて、せっかく外出したのだからとランチも外で食べる事に。
近くのカフェでサイド・サラダのついたサンドイッチ食べたぞ。

タイトルがランチなのに、写真とってなくてごめんちょ。

おいしかった。
ビールも飲みたかったけど、道が混んでる上に封鎖されてたりして
いつも以上に運転に気が抜けないのでがまんしました。
ニュージー・ランドでは少量のお酒は運転するんでも飲んでいいんだがや。

クライストチャーチ、水がまだ沸かさないと飲めない状態なので
ほとんどの場所のカフェで、暖かい飲み物かボトルに入った冷たい飲み物しか買えません。
イチローはアイス・コーヒー好きだから(こっちのはアイス・クリームが乗ってたりする甘いコーヒー)
残念がってます。
もうちょっとの辛抱じゃ、イチローよ。

家にばっかりると心にカビが生えそうだったので
こうやってランチに出かけるのは精神衛生上よかとね~。
道路状況が悪い中の運転は緊張するが(初心者だもんで)、もっと出かけるぞ。
そしてちゃんと写真も撮るように心がけようっと。


cats
眠くてちょいとぶちゃいく顔になってるニギ。でもかわゆ~い♪



Birthday Party

地震の前にバースデー・パーティーにお呼ばれしてました。

そこんちは道路が結構浸水して通行止めになるなど、
割とダメージを受けたエリアにあるし
彼らもしばらくはご両親のおうちに非難してたから
結構大変だったんだろうけど

パーティーやるでよ

って、先日電話がかかって来たずらよ♪

道路の復旧具合が心配だったものの
みんなと会えるのはかなりの楽しみ。
パーティー決行してくれてありがとーなのだ。

久々の再会を、みんなでエンジョイしました。

2日前くらいからこの辺のエリアでも
水と電気が戻ってきたそう。
子持ちなのに、みんなよくがんばったよ。ホンマえらいわ。

結構な人数の住民がクライストチャーチから出て行ってしまってるみたいですが、
しぶとくがんばる私たち。
やっぱりこの街が好きだからね~。


friend
バースデー・ケーキもおいしかったぞい


だいぶ道路も補強されてきているみたいなので、
もっと友達に会いに行こうっと。

別世界

今日は久々のお出かけでごんす。

うちから車で15分くらいの場所にある町HORNBY.
ここは地震の被害にあっていないようで、全くもって地震前の日常風景でびっくりした。

ここにいると本当に地震なんてあったの?って感じです。

仕事も済ませ、そろそろランチタイム。
素敵カフェでランチでもと思ってたけど、探すのも大変そうだから
モールで食べる事にしました。
ここのモールで食事するのは始めてかも~。

日本食を見つけたので、すぐにメニューは決定ー。


私はチキン・カツ弁当


food
天ぷら付じゃ


イチローは照り焼きサーモン弁当


food
ボリュームたっぷり


揚げたてで、とってもおいしかったです♪
イチローは小食なので、もれなくサーモン半分もらって食べた。

HUBモール内の ICHIBANさんという所です。
天ぷらのばら売りもしてたな。
うちの近所だったら、晩御飯の惣菜買うのに最適って感じだわい。遠くて残念。

ここのモールの向かい側にはアウトレット・ショップのモールもあるので
せっかくだからとお買い物。
トレーナー買いました~。

そしてモール内にて地震救済の募金もしてきた。
私も被災者だけど、小額なんでね
これで気持ちも少しは晴れましたよ。


昨日アドレナリン・ジャンキーの友2人が、サイクリングの途中でうちに寄ってくれたのじゃ。
地震の前にアカロアという町までチャリで突っ走ると計画してたようなので
今またトレーニング再開したようです。
なんか、すっきりさっぱりした2人を見ていたら
私も元気が出てきた。
彼らの住むエリアも被害は少ないといっていたから別世界なのでしょう。
別世界の元気エナジーを吸い取ってやる~。

でも別世界でも大切な人を失って悲しんでる人ももちろんいるだろうな。
なーんてもう、考え出したらキリがない。


知り合いが行方不明になっていると聞いたんですよ。
私は実際2-3回しか会った事がないんだけど、
こっちで看護婦さんになるために勉強している子でした。
彼女の運命を考えるとね、やっぱり悲しい気分になってしまいますが
悲しい時は悲しんで、
うれしい時は喜んでいいじゃないかと思い始めた。


なので私は元気復活です。

復活祝いにBJのきゃわゆい3ショットを


cats

cats

cats
寝起きいいなー、目はすわってるけど


地震と罪悪感

現実に立ち戻り、お仕事してました~。

うちの近所の銀行や郵便局は開いているハズもなく、
宅配の集積所もまだ仕事再開できる状態ではないようです。
しかし幸運ながら、本部はあまり被害にあってないらしくオープンしてるそう。
これでオーダーが送れる♪

こんな時に仕事なんてって思う方もいらっしゃるでしょうが、

働かざるもの食うべからず

請求書は待たずにやってきますから、今月もしっかり売り上げ上げないと
大切なビジネスを守っていけませんのだす。

それでもシティーにあったお店達は当分オープンしないだろうし
確実に売り上げは減ってしまうずら。

ガバメントがサポート・パッケージとして
寄付金を支給してくれるようなので、申し込みしてみました。
私は北島に取引してるお店がいくつかあるので
売り上げがゼロになることはまず無いのですが
それでも今後の燃料費とか考えるとタメイキ出る~。


そして現実に戻ってみると、私も結構ストレス溜まってるんだってことに気付いちゃいました。
非現実的な生活から受けるストレスももちろんあるんだけど
メインのストレスって

ギルト

罪悪感

から来てるようです。

水が出てうれしくても、喜びの感情を持つこと事態に罪悪感を感じる。

こんな大変な時なのに、私は全然誰かの助けにもなってないし。

いまだ手術からの回復期間中の私は、まだまだ肉体労働は出来ないようなのだす。

やろうと思えば出来るけど、そう思ってやったら具合悪くなっちゃった。
今傷口開いて病院のお世話になんかなったら大変じゃ。お医者さん達それどころじゃないハズ。
でもこの“やろうと思えば出来る状態”ってのが、私に罪悪感を埋め込むのですー。
とにかくつぶしの効かない自分に超ストレスじゃば。うきーーーっ


明日はちょっと離れた街まで給油しに行く予定なので、
そこで普通にランチを食べてこようと思います。
一時だけ被災してることを忘れても罰は当たらないよね。


喜びを感じる事に罪悪感を抱くことがない日々が早く戻りますように。





プロフィール

なると

Author:なると
NZのクライストチャーチで
イチローことキウイの夫と猫4匹と暮らす、吹きガラス作家。
アントニオ猪木氏が心の師匠~。

(写真や文章の無断転記は絶対にご遠慮ください。又、商業目的や不適切と私が判断したコメントは削除いたしますのでご了承下さい)

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